カマスの魅力と知識

魚を紹介するシリーズが始まりました!

今回の主人公は「カマス」です。

 

カマスの種類は20種類程度存在しますが、食用として市場に出回っているモノは「アカカマス」と「ヤマトカマス」の2種類です。
「アカカマス」は脂ノリがよく活魚として流通していますが、「ヤマトカマス」は干物にし流通することが多いです。

カマスの中で大型の「オニカマス」は体長180センチ程度まで成長します。
カマスの寿命は5年程度と言われています。

カマスは暖かい海域に広く分布しています。日本では北海道から九州南岸までの比較的浅瀬で生息しています。
群れで泳ぎ小魚を食べて生活しています。

カマスはとても攻撃的な性格で、口の中には一度喰らい付くと離さないような鋭い歯が並んでいます。
大型のカマスは人を襲うこともあるので注意が必要です。

 

ここで危険な「オニカマス」の紹介を。英語名「バラクーダ」
一般的には英語名で知られていて、釣り愛好家の間ではとても人気の魚なんです。本当に危険なのに…。

 

体内には毒を保有しているので、もちろん食べれませんし、オニカマスに人が襲われるという悲惨な事故も起きています。

その様は「生きる魚雷」とも言われているみたいです。

 

アメリカでは、このオニカマスによる襲撃事故は30件を超す程の報告があるようです。
しかもそれらは海に潜るダイバーに限らず船上や浅瀬に立っている人間も標的になるのですから本当に恐ろしいですよね。

 

大幅に話がそれましたが、怖い話しから私たちがよく知るカマスに話しを戻しますね。

カマスの名前の由来は、大きな口が、藁蓆(わらむしろ)で作られた穀物や石炭を入れる袋「叺(かます)」に似ていることに由来します。

 

カマスの栄養素は下記になります。

・DHA(脳細胞の活性化や脳の発達に働きかける)
・EPA(血液をサラサラにし、中性脂肪を下げる)
・タンパク質(筋肉細胞の維持、免疫力高上)
・ビタミンA(皮膚や粘膜を正常に保つ)
・ビタミンB群(神経の機能の正常化)
・ビタミンD(カルシウムの吸収を促進)
・ビタミンE(抗酸化作用)
・カルシウム(骨を強くし骨粗鬆症を予防)
・マグネシウム(カラダの代謝を促す)
・ナイアシン(血行促進、冷え性改善)
・葉酸(細胞の生まれ変わりを助ける働き)
・リン(歯や骨を丈夫にする)
・グルタミン酸(興奮系の伝達物質を分泌させる)
・グリシン(肌のハリと弾力を保つ)
・ロイシン(筋肉のエネルギー源)
・リジン(カラダの免疫力を高める)

 

いかがでしょうか。

カマス特有の繊維質は他の魚では味わうことができません。

また次回お会いしましょう!

 

令和2年度第3次補正 事業再構築により作成

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