魚の世界を探る:マイワシの栄養と成長の秘密

魚を紹介するシリーズが始まりました!

今回の主人公は「いわし」です。

鮮魚として食卓に並ことが多いのは「マイワシ」
カラダの斑点が特徴というイメージがありますが、実は斑点は必ずあるわけではありません。

 

個体差があり斑点がないものもいれば、斑点が2~3列あるものもいます。

 

マイワシは「ニシン目ニシン科マイワシ属」に属します。
ニシン科のなかまには「ニシン」「キビナゴ」「コノシロ」「ドロクイ」「カリフォルニアマイワシ」
「オグロイワシ」「カタボシイワシ」などがいます。

 

マイワシは国内では北海道から九州南岸までの太平洋・日本海・瀬戸内海など全国各地に、
海外ではサハリンから台湾まで分布しています。

マイワシは水深20~70メートルほどの中層を大群で回遊し、動物性・植物性プランクトンを食べて生活しています。

またマイワシの産卵期は生息地により異なりますが、春にピークを迎えます。

孵化直後2ミリほどで、半年で6センチほど、1年で8センチほど、3年で20センチにまで成長します。
寿命は5~6年ほどと言われていますが、中には8年ほど生きる個体も存在します。

マイワシは成長するにつれて呼び名が変わる出世魚です。

・シラス(稚魚):数ミリ
・アオコ、ヒラゴ、タツクチ:10センチ未満
・コバイワシ(小羽鰯):10~15センチ
・チュウバイワシ(中羽鰯):15~20センチ
・オオバイワシ(大羽鰯):20センチ以上

 

名前の由来は、陸に揚げるとすぐに弱って腐りやすいこと、
ほかの魚に捕食されることから「弱し(よわし)」が転訛したという説があります。
また、大量に獲れたことから高級魚ではない意で「卑し(いやし)」に由来するなど諸説あります。

 

 

マイワシはDHAやEPAなどのオメガ3を豊富に含んだ食材です。

 

・DHA(脳細胞の活性化や脳の発達に働きかける)
・EPA(血液をサラサラにし、中性脂肪を下げる)
・タンパク質(筋肉細胞の維持、免疫力高上)
・ナイアシン(血行促進、冷え性改善)
・ビタミンA(皮膚や粘膜を正常に保つ)
・ビタミンB群(神経の機能の正常化)
・ビタミンD(カルシウムの吸収を促進)
・ビタミンE(抗酸化作用)
・鉄分(貧血の防止)
・葉酸(細胞の生まれ変わりを助ける働き)
・リン(歯や骨を丈夫にする)
・マグネシウム(カラダの代謝を促す)
・カルシウム(骨を強くし骨粗鬆症を予防)
・カリウム(細胞内の浸透圧を調整、むくみ防止)
・グルタミン酸(興奮系の伝達物質を分泌させる)
・グリシン(肌のハリと弾力を保つ)
・ロイシン(筋肉のエネルギー源)
・リジン(カラダの免疫力を高める)
・アスパラギン酸(ミネラルを体内に取り込む)
・アラニン(二日酔いの改善)

 

いかがでしたでしょうか。

安価なのに栄養がたっぷり詰まった「マイワシ」について紹介いたしました。

また次回お会いしましょう!

 

令和2年度第3次補正 事業再構築により作成

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